今、テレビは激変しています。
その最たるものが視聴率。
従来の世帯視聴率からコア、個人視聴率と呼ばれるものが重要視されるようになりました。
でもコアって何? よくわからないというのは業界内でも同じ。
新たな指標を解説します。
そもそも視聴率って何?
視聴率とはテレビを持っている人がどの番組を見ているのかを計測するものです。
といってもみなさんすべてを調べているわけではありません。
ビデオリサーチ社が設置した機械が置かれた家庭だけが計測対象です。
その数は関東で2700世帯、関東の全世帯は1873万世帯ですから、全世帯の0.1%ほどの世帯にしか設置されていません。
統計データとしてはどうなんだ?という疑問はかつてから言われていますが現在日本で視聴率を調査しているのはビデオリサーチ社のみなのでこれを指標にしています。
この世帯のデータが世帯視聴率。いわゆる視聴率といわれていたのはこれでした。
機械が設置された世帯でついているチャンネルな何なのか、それが今までの視聴率です。
じゃコア視聴率って?
松本人志さんの「コア視聴率はとってるから」で一躍、有名になりましたコア視聴率。
これは大まかなに13歳から49歳までの人のことを指します。
ちなみに世帯視聴率は人間すべてですので年齢制限はりません。
だいたいテレビをみている人は50歳以上の年齢が高めの方が多いので、これは体感ですがコア視聴率はだいたい世帯視聴率の半分くらいの数字になると思っていただければと思います。
テレビ局には「20.2% 高視聴率獲得!」とか張り紙がよく貼られるのですが、以前は15%とか20%という数字が踊っていましたが今は「高視聴率7.1%!」とかで、なんか低いと思っていましたが最近は馴れました。
なんでコア視聴率を気にするの?
テレビはCMで成り立っていますがCMというのは商品を買ってもらうために流すものです。CMを見て主に買う人たち、これがコア層と新たに分類したのです。
これがマーケティング的に正しいのかは知りません。
どなたか偉い方が50歳以上はCMを見ても買わないと決めてしまったようです。
個人的にはお金もっているのは50歳以上と思っているのですが偉い人がいったのでみんな右へならえの状態です。