送検って何?

送検って何?

ニュースでよく聞く送検。
「本日●●容疑者が送検されました」とかですね。
あまりに普通に使われていますが、改めて送検について解説します。

送検とは検察におくること。

検察に送るから送検、というわけですね。
実はこの送検には2種類あります。

身柄送検

警察は逮捕後48時間以内に検察に権限を移譲します。
あとは刑事裁判になりますから検察官にお任せになるんですね。
とはいえ裏付け捜査などは継続します。
その後、被疑者は勾留された状態で検察官が起訴に相当するか判断します。
だいたい起訴されますけどね。そうなると裁判です。

書類送検

警察

被疑者に逃亡の恐れや証拠隠滅の恐れがないときは身柄を確保せずに書類だけを検察におくります。なので書類送検ですね。軽い罪が多いですのでニュースで扱われることは少ないです。

さてさて、ニュースで「送検」と言うときはほぼ身柄送検です。
でも、テレビ用語っぽいところがあり、警察では「送致」といいます。
だいたい警察に「あの人の送検っていつごろですか?」なんて聞くと「ああ、送致ね」って小馬鹿にされます。

なぜニュースが送検を扱うのか?

送検なんて逮捕したら自動的に行うことです。
「送検されました」なんて報道されますが、「それが何?当たり前じゃん」です。
ではなぜするのか。それは映像が撮れるからです。
「容疑者の映像とれましたよ!」なんて言えないので「送検されました」と言っているのです。

送検の画を撮るのはめちゃくちゃ大変

裁判

送検というからには容疑者が警察署から検察へと移動します。
その際必ず車に乗ります。
その瞬間を報道各社は狙います。
だがしかしです、いつ送検されるかなんて警察は教えてくれません。
だからマスコミはひたすら待ちます。
逮捕当日に送検なんてことないので、24時間はまぁないだろうと判断して、逮捕後30時間以降で検察の営業時間などを考えて山をはり後はひたすら待ちます。
ただ警察は多くの容疑者を扱うので送検も毎日行われます。
その中で欲しい事件の容疑者を狙いますし、チャンスは一瞬。
撮るのは大変なんです。

で、どれが容疑者なの?

はてな

これも意外と大変です。有名人ならわかりますけど、事件の容疑者で、それまでに顔写真などがない場合は、どの人かわかりません。なので、それっぽい人をとりあえず撮ってから、周辺に聞き込みし、本人か確認します。
これを「メンカク」といいます。
メンカクを怠ると違う人を犯人扱いしてしまうことになるので慎重な作業が必要です。
けっこうな手間暇がかかってるので「送検しました」ニュースは大々的に報じられているのです。

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