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夜、寝る前に暖房を入れて、朝起きたら部屋の空気がカラカラ。窓の外では冷たい北風が枯れ葉を飛ばしている。東京で「木枯らし1号」が話題になるこの時期から、そんな朝が増えていきます。
この記事は、寝室やリビングに加湿器を1台置こうとしていて、象印のスチーム式で迷っている人のためのものです。2026年10月28日のAmazon検索(「象印 スチーム式加湿器」)で、どちらも「過去1か月で700点以上購入」の表示が出ていた1.8Lの「EE-MB20」と4.0Lの「EE-DF50」を、「置く部屋の広さ」という1つの軸で比べます。
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結論:6畳までの寝室なら1.8L、8畳以上の部屋やリビングなら4.0L
- 洋室6畳まで(木造和室なら3畳)の寝室・個室:EE-MB20(1.8L、15,899円)。幅20cm・約2.0kgの小さな1台で、標準モードなら満水で約8時間。ベッドサイドに置いて、寝る前に水を入れれば朝まで加湿できる計算です。
- 洋室13畳まで(木造和室なら8畳)の部屋・リビング:EE-DF50(4.0L、24,040円)。強で約8時間、中で約16時間、弱なら約32時間。湿度と室温の2つのセンサーで、加湿の強さを自動で調整します。
- どちらも共通:水を沸とうさせた蒸気で加湿するスチーム式。フィルターがなく、広口のポットに水を入れるだけ。チャイルドロック・ふた開閉ロック・転倒湯もれ防止構造つき。
差額は8,141円。迷ったら、置く部屋の畳数を先に測るのがいちばん早い決め方です。価格・仕様は、Amazon.co.jpの各商品ページ(2026年10月28日確認)の記載と商品画像の表記によります。
へえ、の話:「木枯らし1号」は、吹かない年もある
木枯らし1号は、なんとなく「寒くなった日」に出るわけではありません。気象庁は東京地方の木枯らし1号を、次の4つを基本に総合的に判断して発表しています。
- 期間は10月半ばから11月末までに限る
- 気圧配置が西高東低の冬型になり、季節風が吹く
- 東京の風向が西北西〜北
- 東京の最大風速がおおむね風力5(風速8m/s)以上
条件がそろわないまま11月が終われば、その年は「なし」。実際、2020年11月4日の気象庁の発表には「東京地方の『木枯らし1号』は3年ぶり」とあります。
そしてこの北風が吹くころから、空気は乾いていきます。気象庁の平年値(1991〜2020年)で東京の平均湿度を見ると、10月は71%、12月は56%、1月は51%。冬に向かって20ポイントも下がります。
出典:気象庁 天気相談所「お知らせ(令和2年11月4日)」PDF、気象庁「過去の気象データ検索 東京 平年値」平年値(年・月ごとの値)。2026年10月28日確認。

加湿器が1台あると、冬の部屋の何が変わるのか
目安になる数字があります。一定規模以上のビルに適用される建築物衛生法の管理基準では、室内の相対湿度を40%以上70%以下に保つことになっています(厚生労働省「建築物衛生のページ」、2026年10月28日確認)。家庭の部屋に義務があるわけではありませんが、「40%を下回らない」を1つの目安にすると、加湿器の選び方がぶれません。
暖房は部屋を温めても、水分は足してくれません。そこで加湿器。寝る前にタンクを満たしてスイッチを入れておけば、眠っているあいだも部屋に水分を足し続けます。朝、部屋に入った瞬間の「乾いた空気」に備える。加湿器が変えるのは、その1場面です。
象印のスチーム式は、電気ポットのように水を沸とうさせ、その蒸気で加湿します(商品画像に「沸とうさせた清潔な蒸気」の表記)。中はお湯なので、2機種とも「チャイルドロック」「ふた開閉ロック」「転倒湯もれ防止構造」の3つの安心設計とマグネットプラグを備えていると説明されています。
EE-MB20(1.8L):6畳の寝室に、ベッドサイドの1台
EE-MB20は「寝室にも使えるコンパクトタイプ」と商品名にある、商品ページの比較表の中でいちばん小さなモデルです。商品ページの比較表と商品画像の表記をまとめると、次のとおりです。
- 部屋の広さの目安:木造和室3畳(6㎡)、集合住宅・プレハブ洋室6畳(9㎡)
- 連続加湿:標準約8時間、静音約16時間(室温20℃・満水時)。運転は2段階から選びます
- 音:商品画像に「静音モード約30dB」の表記
- 大きさ:幅20×奥行23×高さ26.5cm、約2.0kg

マンションの6畳の寝室なら、ちょうど目安に収まる大きさです。標準の8時間は、夜11時につければ朝7時まで。「寝る前に水を入れる、朝はお湯を捨てる」の1日1回で回せる容量です。

EE-DF50(4.0L):リビングや広めの部屋に、湿度まかせの1台
EE-DF50は、商品名に「リビング・寝室で使える長時間加湿タイプ」とあるモデル。タンクはEE-MB20の2倍以上の4.0Lです。
- 部屋の広さの目安:木造和室8畳(13㎡)、集合住宅・プレハブ洋室13畳(22㎡)
- 連続加湿:強約8時間、中約16時間、弱約32時間
- 自動加湿:「湿度」と「室温」の2つのセンサーで、ひかえめ・標準・しっかりの3段階から選んだ運転を自動でコントロール
- 大きさ:幅24×奥行27.5×高さ36.5cm、約2.9kg

リビングのように広い部屋や、寝室でも10畳を超える部屋なら、こちらが目安に合います。弱なら約32時間なので、1日1回の給水で余裕がある計算。湿度を見ながら強さを変えてくれるので、つけっぱなしにしやすいモデルです。

決め手は「置く部屋の広さ」。早見表
| 置く部屋 | 選ぶ機種 | 理由 |
|---|---|---|
| 洋室6畳までの寝室・個室 | EE-MB20(1.8L) | 目安が洋室6畳。小さく軽く、標準で約8時間 |
| 洋室7〜13畳の寝室・個室 | EE-DF50(4.0L) | EE-MB20の目安を超える。DF50は洋室13畳まで |
| リビング(13畳まで) | EE-DF50(4.0L) | 4.0Lで弱なら約32時間、湿度センサーで自動運転 |
| 木造の和室 | 3畳までならMB20、8畳までならDF50 | 木造和室は目安が小さくなる |
買う前に知っておきたいこと
- EE-MB20は自動運転なし:運転は標準・静音の2段階で、湿度センサーによる自動加湿は説明にありません。湿度を見ながら強さを変えたいならEE-DF50です。
- 置き場所:EE-DF50は高さ36.5cm。ベッドサイドのナイトテーブルに置くなら、天板の広さを確かめておきましょう。
- お手入れ:フィルター交換はありませんが、商品画像では、別売のクエン酸(ピカポット)を使った定期的なお手入れの手順が紹介されています。
よくある疑問
6畳の寝室なら、大きいEE-DF50でもいい?
使えます。目安の13畳より小さい部屋で使うぶんには問題ありません。給水の回数を減らしたい、湿度まかせで運転したいなら、6畳でもEE-DF50を選ぶ理由になります。逆に、置き場所と価格を優先するならEE-MB20です。
一晩つけっぱなしで足りる?
EE-MB20は標準で約8時間、静音で約16時間(室温20℃・満水時)。EE-DF50は強で約8時間です。寝ている時間が8時間前後なら、どちらも満水で朝までの計算です。
色は選べる?
2026年10月28日のAmazonでは、EE-MB20はグリーンとホワイト、EE-DF50はホワイトとグレーが表示されていました。この記事のリンクはEE-MB20がグリーン、EE-DF50がホワイトです。
価格と仕様(2026年10月28日確認)
- 象印 スチーム式加湿器 EE-MB20(1.8L・グリーン):15,899円(参考価格17,380円)。木造和室3畳/洋室6畳、連続加湿 標準約8時間・静音約16時間、20×23×26.5cm、約2.0kg。
- 象印 スチーム式加湿器 EE-DF50(4.0L・ホワイト):24,040円。木造和室8畳/洋室13畳、連続加湿 強約8・中約16・弱約32時間、自動加湿3段階、24×27.5×36.5cm、約2.9kg。
価格は確認時点のAmazon.co.jpの表示で、変わることがあります。最安値を保証するものではありません。
木枯らしが吹く前に、まず部屋の畳数を測る。6畳までならEE-MB20、それより広ければEE-DF50です。
本文中の写真のうち「イメージ写真」とあるものは雰囲気のイメージで、紹介している商品ではありません。商品の画像は、Amazon.co.jpの各商品ページのものです。
