iPhone Duoが発売され、「自分のアプリは対応しているのか」「使えないアプリはあるのか」を調べる人が増えています。結論から言うと、iPhone DuoはすべてのiPhoneアプリが動きますが、折りたたんだ画面を活かした「最適化」はアプリごとに差があります。対応していないアプリは、内側の画面で左右に黒い帯が出ます。
この記事では、2026年10月26日時点で公式・報道から確認できる対応アプリを出典つきでまとめ、日本でよく使うアプリの状況、確認のしかたまで整理します。対応状況は発売直後のため、頻繁に変わります。
Table of contents
先に結論:対応アプリの見分け方は3つ
- App Storeの「Made for iPhone Duo」のバッジを見る(折りたたんだ状態に対応したアプリに付くと報じられています)
- アプリの更新履歴に「iPhone Duo対応」などの記載があるかを見る
- 内側の画面で起動して、左右に黒い帯が出るかを見る(出れば未対応、または一部対応)
「最適化されたアプリ」とは何か
Appleは2026年10月22日、iPhone Duoに対応済み、または近日中に対応するサードパーティ製アプリが50以上あると発表しました(MacRumors)。ここでいう最適化は、折りたたんだ状態、平らに置いた状態、端を立てた状態など、iPhone Duoのさまざまな画面レイアウトや置き方に対応していることを指します。
たとえばNetflixは、外側の画面で縦型の短い動画を見て、内側の画面で続きを見る使い方ができると紹介されています。また、既存のiPhoneアプリはすべて動作しますが、対応状況によって見た目が変わります。

最適化済みとして挙がっているアプリ
報道とAppleの特集ページに載っているアプリを、カテゴリ別に整理しました(2026年10月26日確認)。「Appleの特集ページ」は、App Storeの「iPhone Duoにおすすめのアプリ」です。「おすすめ」として載っているもので、バッジの有無は別に確認が必要です。カッコ内は、そのカテゴリのアプリが挙がっている出典です(アプリによって出典は異なります)。
- 手帳・タスク・メモ:FirstSeed手帳、Things 3、Fantastical、Noteshelf 3、Bear、# Type、Craft、MindNode(ITmedia Mobile、Appleの特集ページ、MacRumors)
- 天気・時計:Weather 360、アメミル、Timepage、Living Earth、DayCity(ITmedia Mobile、Appleの特集ページ)
- 旅行・交通:Flighty、Tripsy、Raylie、Lyft、航空会社のアプリ(ITmedia Mobile、MacRumors、Appleの特集ページ)
- 動画・音楽:Netflix、Amazon Prime Video、U-NEXT、YouTube、Paramount+(ITmedia Mobile、MacRumors、Appleの特集ページ)
- ビジネス・ニュース:Zoom、Slack、日本経済新聞 電子版(ITmedia Mobile、MacRumors、Appleの特集ページ)
- お金・暮らし:今日の予算、爆速家計簿 Zeny、ファミリーログ、NYT Cooking(Appleの特集ページ、ITmedia Mobile、MacRumors)
- 写真・制作・SNS:Instagram、VLLO、101cam、minne、ふわもこSNS(ITmedia Mobile、Appleの特集ページ)
なお、MacRumorsはMicrosoftのWordとOutlookについて、数週間以内に「デスクトップクラス」の体験が提供される予定だと伝えています。すでに対応済みとは限らないので、更新を待つ必要があります。
未対応・一部対応のアプリと、その見え方
ITmedia Mobileの2026年10月24日12時30分時点の調査では、LINE、PayPay、TVer、ポケモンGOなど、日常的によく使う国内アプリは未対応でした。内側の画面で起動すると、画面中央に小さく表示され、左右に大きな黒い帯が出ます。拡大表示の機能で画面いっぱいに広げられますが、画面が引き伸ばされるだけで、2画面を活かした使い方にはなりません。
「Made for iPhone Duo」のバッジを取得しているのは、現時点では主に海外のアプリだと報じられています。国内アプリの対応には時間がかかる見通しです。
今後はどうなる?
ITmedia Mobileによると、Appleは2027年4月以降にApp Storeへ新規提出・更新するアプリについて、iPhone Duo用のスクリーンショット登録などを求める方針だとされています。つまり、時間がたつほど対応アプリは増えると見られます。ただし、この方針はMacRumorsの記事には記載がなく、報道ベースの情報です。
日本のアプリ開発元の例:CoreWeight・MellowPace・Voxtext・PairIndex
日本のアプリでは、VisionStructureが開発する4本のアプリが、App Storeの更新内容や対応機器の欄でiPhone Duoへの対応を記載しています(2026年10月26日、日本のApp Storeの掲載で確認)。ほかのアプリと同じ基準で、App Storeの記載だけを並べます。
| アプリ | 開発元 | App Storeの記載(日本) |
|---|---|---|
| CoreWeight(筋トレ記録) | VisionStructure | バージョン3.0(2026年10月23日)の更新内容に「iPhone Duo(折りたたみ)に対応」、折り目をよけてホームやタイマーを並べる説明 |
| MellowPace(ゆるい習慣リマインダー) | VisionStructure | バージョン1.1.1。対応機器の欄にiPhone Duoの記載 |
| Voxtext(文字起こし・議事録) | VisionStructure | バージョン1.5(2026年10月23日)の更新内容に「iPhone Duoに対応しました」 |
| PairIndex(恋愛条件の統計) | VisionStructure | バージョン1.2.1の更新内容に「折りたたみ式のiPhoneに対応しました」、開くと結果と詳細を左右に表示 |

手持ちのアプリを調べるコツ
- App Storeでアプリのページをひらき、Made for iPhone Duoのバッジがあるかを見る
- 更新履歴に「iPhone Duo」「折りたたみ」の記載があるかを見る
- 内側の画面で実際に起動し、左右の黒い帯の有無を確認する
- 未対応なら、拡大表示で画面いっぱいにして使うか、アップデートを待つ
毎日使うアプリが未対応でも、動作はします。見た目の問題なので、アップデートで対応されるのを待てば十分です。
画像について:iPhone Duoの枠は、Appleが提供する公式ベゼルです(Appleとの提携や推奨を示すものではありません)。枠の中の画面は、各アプリの開発元(VisionStructure)が用意した画面で、サンプルデータを使っています。CoreWeightのDuo画面はシミュレーターでの撮影で、いずれも公開中のバージョンの実機の画面そのものとは限りません。
出典:MacRumors(2026年10月22日)、ITmedia Mobile(2026年10月24日)、App Store「iPhone Duoにおすすめのアプリ」、各アプリのApp Store掲載ページ。掲載情報の確認日:2026年10月26日。対応状況は変わるため、最新はApp Storeでご確認ください。
