iPadは12.9インチを買うべき理由

  • 2020.05.03
  • 2021.07.19
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iPadは12.9インチを買うべき理由

 

タブレットを購入するならiPadというのはかなり浸透してきましたが、永遠のテーマとも言えるのがどのサイズのiPadを購入するかということです。

買うなら手頃な無印iPadがおすすめです。

なんといってもコスパが半端ないですからどんな人にも無難にお勧めできます。

しかし、悩ましいのが機能的にiPad Proが欲しいという方です。

11インチなのか、12.9インチなのか、これはとても難しいテーマです。

私も悩みに悩んだ末に12.9インチを購入しました。

そこであくまで私見として12.9インチを購入した理由を記事にしたいと思います。

PCの置き換え用途

今やほとんどのノートPCよりも処理能力が高いiPad。

当然、これをPC代わりにという使い方をしたくなります。

PCと同じような使い方をとなると当然画面が大きくないとできない作業が多くなります。

厳密には何インチであろうとできるのですが現実的ではありません。

PC代わりに作業をするということは勉強や仕事に使うということですが、そうなると起きるのが資料を見ながらオフィス系アプリを使いたいという欲求です。

おそらくPCを使う時にWordだけを起動しているということはなかなかないと思います。

ブラウザーやPDFなど何かしらの資料を見ながら書類を作成する機会が多いと思います。ここで使うのがSplit Viewです。

Split Viewには大画面が必須

スプリッド

11インチでもできるのですが画面がちいさいため手に取って見る分には問題ないのですがキーボードをつけてタイピングするには少しきついことになります。

しかし、12.9インチの画面サイズはほぼMacBookProの13インチと変わりません。これだけの大きさがあれば2画面にして資料を見ながら文書の作成ができます。

またワード文書を見ながらワード文書をつくる時はSplit Viewが必須です。これも12.9インチでないと厳しい作業です。

 

Apple Pencilの活用

ぺん

第2世代のApple Pencilは非常によく出来ています。第1世代でも十分な出来だったのですが、第2世代を使うと第1世代はこんなに遅延があったんだと気づくくらいに違いがあります。第2世代はほぼ手書き、しかも親指あたりをタップすれば消しゴムなどに切り替えられますのでもう鉛筆を超えたといえるでしょう。

これがあるとないとではiPadの価値が大きく変わるものですが11インチだとイラストなどは描きにくいんです。11インチの広さを全部使えれば描けない訳でもないのですが、本格的なアプリになればなるほどパレットやツールが増えます。そうなると肝心の描くスペースが狭くなるのです。しかしほぼA4サイズの12.9インチであれば快適に描くことができます。

イラストだけでなくApple Pencilを活かすのがアプリがメモアプリなのですが、これもA4と同じサイズの12.9インチなら紙の資料と同じように書くことが出来ます。

Magic Keyboardの完成度の高さ

キーボード

iPadがPCの置き換えに耐えられるものとなったのが物理キーボードです。これまでのスマートキーボードがありましたがキーが硬いために何時間も打つのには向いていないのと、キーを打ちながら画面をタッチするという動作は腕が疲れるものでした。しかしMagic Keyboardはそれらを全て払拭します。

キーボードはほぼMacBookと同等になり、トラックパッドがつきました。まだ肝心のWordが中途半端な対応しかしていないという欠点はありますが、画面をタッチする機会が大幅に減りました。これで長文も疲れることなく打つことができます。

実はこれまでのスマートキーボードでは平らなところに置かないとiPadが倒れるという仕様だったものですからソファーで膝に置いて使うといったことができませんでした。しかしMagic Keyboardはしっかりと固定されるので安心して膝に乗せて使うことができるラップトップになったのです。

情報のインプットツールとしての利点

そもそもiPadです。当たり前ですがiPadの利点は手に持ってブラウジングや電子書籍を読むのが得意なデバイスです。PCで電子書籍はあまり読もうとは思えませんが、iPadなら手軽に読むことができます。

12.9インチは物理的にMacBookの13インチよりも小さいのですが、iPadは手に持って縦にしたり近くで見たりするので体感的には13インチ以上の使い勝手になります。

文字が大きめの雑誌や漫画であれば見開きの第迫力で読むことができますし、新聞などであれば縦にしてしまえば拡大せずに読むことができます。これは大きな利点です。

デメリットは価格と重さ

これが最大のデメリットなのですが、使ってみた感じでいうとそんなに重くないです。

iPad 12.9インチの重さは641g、11インチが471gでその差170g。

重いじゃないかと思うのは当然なのですが、思い出してください。

初代iPadは730g、第3世代になっても662gもあったんです。つまり12.9インチの大画面で第3世代のiPadよりも軽いのです。本当に見た目と重量のバランスがいい意味でおかしいので持ってみると意外と軽いなとなると思います。

ただし、Magic Keyboardを装着するとほぼ1.3kgになるので重いです。ただしPCと思えば軽いです。

そして値段です。キーボードを買えば軽くMacBook Airが超えます。

しかし、これはプロ仕様、これまでにない経験を購入すると思えば安いのかもしれません。

iPad Proは12.9インチから始まった

これが全てを物語っていると思います。

Appleがプロモデルとして作ったのは12.9インチが最初でした。

これはPCの置き換えを狙った使い方を想定していたと思いますがまだハードやアプリが追いつかず9.7インチ(後の11インチ)を販売しました。

しかし今や12.9インチモデルは完成の域に達しました。

臆さずに12.9インチを購入していいと思います。


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