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職務経歴書にすると、自分がつまらなくなる。MyVisionのAIキャリア診断で「できること」を見直す

調整する・聞き出す・工夫する経験を「営業業務に従事」の一行で終わらせず、強みを見直すMyVisionのAIキャリア診断のイメージ

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毎日あんなに働いているのに、職務経歴書を書くと、なぜか薄くなる。

たとえば、先方は金曜までに欲しいと言い、社内からは月曜まで無理だと言われる。事情を聞き、順番を入れ替え、あちこちに頭を下げて、何とか間に合わせる。翌日は新人に仕事を教え、その合間に、誰も手をつけていなかった面倒な案件を片づける。

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ところが、いざ自分の経歴を書く段になると、出てくるのは「営業業務に従事」。

あの忙しかった日々が、一行で終わってしまう。

別に何もしていなかったわけではありません。むしろ、いろいろやってきた。でも、自分が普段こなしていることほど、「それくらい誰でもできる」と片づけてしまいやすい。職場では頼られているのに、自分の強みを説明しようとすると、途端に言葉が出てこない。

そのまま求人を探すと、検索欄には、また今の職種を入れることになります。営業なら営業。事務なら事務。違う場所を探しているつもりでも、探し方は今の仕事の続きになっている。

本当に、その仕事しかできないのでしょうか。それとも、ほかで使える経験に、まだ名前をつけていないだけでしょうか。

AIを使うなら、こういうところを手伝ってほしくなります。

今回取り上げるのは、MyVisionのAIキャリア診断。経歴と仕事への希望をもとにキャリアプランを提案し、その先の求人探しまでつなげる転職プラットフォームです。「次はこの職種」と決まっている人だけでなく、何ができそうかを考えるところから使える仕組みになっています。

Table of contents
  1. 「営業を10年」の中に、何が入っているか
  2. 「何がしたいか分からない」からでも始められる
  3. 診断のあとに、求人までつながっている
  4. 入力するのは、経歴と希望の両方
  5. 登録する前に、気になる二つのこと
  6. 今の会社から見つからないようにできる?
  7. 面談をしないと先へ進めない?
  8. プランが出たら、年収の数字の前に見たいもの
  9. MyVisionが合うのは、どんな人か
  10. 「自分にはこれしかない」と決める前に

「営業を10年」の中に、何が入っているか

同じ営業職でも、仕事の中身はずいぶん違います。

初対面の相手と話を広げるのが得意な人。長く付き合っている取引先から、まだ言葉になっていない困りごとを聞き出す人。顧客と開発担当の間に入り、双方の話を通じるように整理する人。

履歴書の職種欄では同じでも、毎日使っている力まで同じとは限りません。

事務の仕事も同様です。「書類を作っていた」とまとめるのか、「何度も差し戻されていた書類の入力項目を整理し、確認の往復を減らした」と書くのかで、伝わる中身が変わります。

大げさな肩書きをつける必要はありません。何を任され、どこで困り、どう工夫したか。そのくらい具体的にほどいてみると、職種名の下に隠れていた仕事が見えてきます。

MyVisionは、そうした経歴と志向性を入力して、キャリアプランの候補を受け取る仕組みです。自分だけで考えると同じ職種に戻ってしまう人には、別の方向から候補を出してもらう使い方が考えられます。

ただ、入力する情報が「営業を10年」だけなら、相手に渡る手がかりもそれだけです。AIを使うときほど、自分がやってきたことを、肩書きの一段下まで書いてみたいところです。

「何がしたいか分からない」からでも始められる

転職の話になると、すぐに「やりたいこと」を聞かれます。

それがはっきりしていたら、もう探している。まだそこまで言葉になっていないから、迷っているわけです。

MyVisionの公式FAQでは、キャリアプランが決まっていない段階でも利用できると説明されています。これまでの経験や、仕事で大切にしている価値観から、AIがプランを提案する考え方です。

ここで、立派な将来像をひねり出そうとしなくても、書けることはあります。

たとえば、「人と話す仕事は好きだけれど、一日中、新しい相手へ電話をかける働き方は続けたくない」。あるいは、「作る仕事は続けたいが、次は進行の調整にも関わってみたい」。

「営業は嫌」「別の仕事がしたい」だけでは消えてしまう違いが、少し詳しく書くと残ります。

逆に、収入を優先したいのか、勤務地を変えたくないのか、覚えることが増えても別の分野に進みたいのか。その優先順位が違えば、同じ経歴でも、選びたい次の仕事は変わるはずです。

自分をうまく売り込むための文章を完成させる前に、まずは経験と希望を整理してみる。MyVisionの入口は、その段階にもあります。

診断のあとに、求人までつながっている

性格診断を受けて、「あなたはこういうタイプです」で終わる。読んだ瞬間は面白くても、翌日には、またいつもの仕事に戻る。

MyVisionで確認しておきたいのは、その先の流れです。

公式に案内されている手順は、経歴・志向性の入力、キャリアプランの提案、プランに紐づく求人の推薦。さらに、気になる求人へ自分で応募することも、企業からのスカウトを受け取ることもできます。

経歴からキャリアプラン、求人・スカウトへつながるMyVisionの利用の流れ

図は公式のサービス案内をもとに作成した説明図です。

つまり、「こんな方向はどうですか」という提案を、実際に募集されている仕事と照らし合わせられます。

候補に出てきた職種名だけではピンとこなくても、仕事内容を読めば、「この部分なら今もやっている」「ここは新しく覚える必要がある」と、具体的に考えられるようになります。応募条件まで見れば、興味と準備の差も分かります。

逆に、魅力的な名前の仕事でも、日々の業務を読んだら違うと感じるかもしれません。その発見も、検索する前より一歩進んだ情報です。

AIの提案を受け取ったら、そこで考えるのを終えず、求人の中身へ進む。MyVisionを使うなら、このつながりを生かしたいところです。

入力するのは、経歴と希望の両方

公式のアプリ説明には、職種・業種・ITスキル・職務要約と、希望する年収・勤務地・職種・業種を登録できるとあります。プロフィールは、あとから更新できます。

「いま何ができるか」と「次にどう働きたいか」の両方を渡す仕組みです。経歴だけ立派に整えても、次は変えたいことを入力しなければ、希望は伝わりません。最初の候補を見てから、自分が何を優先したいのかを考え直すのも一つの使い方です。

なお、公式が案内する「約3分」は登録の目安です。自分の経歴を整理したり、出てきた求人を比べたりする時間まで含めたものと受け取らない方がよいでしょう。

参考:App Storeの運営元による機能説明

登録する前に、気になる二つのこと

仕組みは分かっても、転職サービスへの登録には少し身構えます。

今の会社に知られないか。登録した途端、面談の予定を入れなければいけないのか。まだ可能性を見ている段階なら、ここは気になります。

今の会社から見つからないようにできる?

公式FAQでは、登録時に入力した在籍企業が求職者を検索しても、その人を表示しない仕組みが説明されています。さらに、知られたくない企業を手動でブロックすることも可能です。

氏名や連絡先についても、自分から応募するまでは企業へ開示されないと案内されています。

利用するときは、在籍企業が正しく登録されているかを確かめ、ほかにも避けたい企業があればブロック設定を確認しておきたいところです。「登録したら何も確かめなくて大丈夫」と決めつけるより、最初にその部分を見ておく方が安心して使えます。

なお、これは企業への表示・開示についての仕組みです。サービス運営側には経歴や希望などの情報を登録します。プライバシーポリシーには、求人紹介や連絡、適合性の分析で生成AIを利用する場合があることなどが記載されています。

面談をしないと先へ進めない?

こちらも公式FAQに答えがあります。エージェントとの面談は必須ではなく、提案されたプランをもとに、自分のタイミングで企業へ直接応募できます。相談したくなったときには、エージェントを頼ることもできます。

「いい求人があれば」「まずは情報収集から」という使い方も、公式に案内されています。転職日を決めてから登録する必要はありません。

ここまで分かると、少なくとも「登録したらすぐに転職活動を本格化させなければ」という構えは、小さくできます。

参考:MyVision公式FAQ

プランが出たら、年収の数字の前に見たいもの

求人を見ると、つい年収に目が行きます。もちろん大事です。ただ、せっかく経歴と希望からプランを考えたのに、最後は数字の大きさだけで選ぶと、最初に整理したことが抜け落ちてしまいます。

同じ「営業」でも、毎日新しい相手を探すのか、既存顧客と長く関係を築くのか。商品を売るところまでなのか、導入した後の運用にも関わるのか。その違いで、一日の過ごし方は変わります。

今の仕事で苦手だったのは、職種そのものだったのか。それとも、担当範囲や、仕事の進め方だったのか。候補を具体的に見ると、ここを分けて考えやすくなります。

次の仕事を経験・成長・生活の三つの視点で確かめる

いままでの経験を使える部分がある。新しく覚えてみたいこともある。勤務地や働く時間が、自分の生活から大きく外れない。

こうした条件を一つずつ見ていくと、「なんとなく良さそう」が、「この点が合いそう」に変わってきます。逆に、譲れない条件から外れるなら、別の候補を探す理由になります。

どんな提案でも、その会社で自分が働く一日までは、画面の数字だけで分かりません。求人票を読み、必要なら質問し、自分の条件と照らし合わせるところは残ります。

MyVisionが合うのは、どんな人か

今回のサービスが主な対象として案内しているのは、日本国内で就業中の20〜40代で、正社員として、または正社員を目指して転職を検討している人です。東京・大阪・愛知での就業を考えている人を、特におすすめの対象として挙げています。

掲載されているのは正社員の求人。フリーランスの案件やアルバイトを探す用途には合いません。

その中でも、次の職種をまだ絞りきれていない人、いまの経歴を別の仕事でどう生かせるか考えたい人、気になるプランがあれば実際の求人まで見てみたい人には、検討する理由があります。

一方、資格の取得だけを相談したい、個人情報を登録せず診断だけ楽しみたい、という目的なら、求めているものが違わないかを先に確認した方がよさそうです。

もう一つ、名前の似たサービスとの区別もあります。MyVisionは、2026年6月30日に提供を始めた転職プラットフォームです。それに伴い、従来のコンサル業界向け転職エージェントは「MyVisionコンサルティング」へ名称変更されています。そちらの転職支援実績を、AI診断の成果と混同しないようにしたいところです。

参考:運営会社によるサービス開始・名称変更のお知らせ

「自分にはこれしかない」と決める前に

仕事を続けていると、できることが増えても、それに慣れる方が早いのかもしれません。

最初は苦労した調整も、何度もやり直した資料も、今では当たり前。その当たり前を職務経歴書に並べようとすると、「わざわざ書くほどでもない」と削ってしまう。

でも、次の仕事を考えるときに必要なのは、その削ってしまった中身ではないでしょうか。

MyVisionの利用は無料です。PCではWebのフォーム、スマートフォンではアプリストアへ進む案内になっており、経歴と志向性からキャリアプランを考えられます。

その結果、今の仕事を続けることを選んでも構いません。ほかの選択肢を見た上で残るのと、ほかには何もないと思って残るのとでは、自分の仕事の見え方も違ってくるはずです。

「営業業務に従事」の一行で片づけてしまった経験を、もう少し詳しく書き出してみる。

次を考える材料は、案外、もう持っているのかもしれません。

MyVisionのAIキャリア診断・サービス詳細を見る

情報確認:2026年10月8日。

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